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人知れず繰り広げられていた人と異形の戦いに終止符が打たれてから十数年後。 世界には平和が戻ったように見えた。しかし…… あるクリーニング店に一人の少女がいた。 乾巧美(イヌイ・タクミ)。父親の名を受け継いだ彼女は、たった一人の家族である母親の元を離れて、進学校に通っていた。 得意のスポーツで世界に羽ばたく。そんな夢を持った明るい少女だった。 そしてまた、一人の少女がいた。 木谷夜津里。両親をなくして創才幼稚園に引き取られた孤児である彼女は、今では特待生として巧美と同じ学校に通っていた。 早く一人前になって、園の孤児たちを助けてあげたい。そんな夢を持った優しい少女だった。 しかし、夜津里の夢は突然絶たれた。夜津里と孤児たちが遊んでいたとき、突然銀色の異形が襲い掛かってきたのだ。 クルークゲヒルン。かつてスマートブレインと呼ばれていたオルフェノクの組織が、スマートブレインの痕跡を消すために。 孤児たちが次々と屠られていく中、頭を打って 覚醒した夜津里がオルフェノクを倒したときはしかし、たった一人を除いて孤児たちはこの世を去っていた…… 一方その頃、巧美もオルフェノクに襲われていた。 クルークゲヒルンは、 果敢にオルフェノクと立ち回る巧美だったが、ついに追い詰められてしまう。 そこへ突然、一人の少年が現れる。 三原雅人。巧美の後輩であり、三原修二の子供だ。 雅人は巧美に一本のベルトを渡す。 「鍵は、先輩が持っているはずだ」 言われ、巧美は母親からもらった携帯電話を取り出した。その画面には、ベルトに反応して浮かび上がった『5552』の数字が。 5552+ENTER→STANDING BY!! 「変身!!」 朱色の光を放ち、仮面ライダーファイツへと変身した巧美は、オルフェノクを倒す。 だが、その顔は困惑に満ちていた。 クルークゲヒルンの画策。 新たなオルフェノクの覚醒。 そして、少女の手に渡った、新たなベルト。 人と異形の未来をかけた、最後の闘いが今始まる。 ※キャラクター ・乾巧美 乾巧と園田真理の娘。某進学校2年生。 オルフェノクの娘であるということからクルークゲヒルンに狙われる。 仮面ライダーファイツに変身できるのは、父親がオルフェノクであるから、ということだが… 西洋洗濯店舗『菊池』に下宿している。 ・木谷夜津里 両親をなくし、創才幼稚園に引き取られた孤児。 オルフェノクに襲われ、パンサーオルフェノクとして覚醒する(ただし、使徒再生ではなく、吹き飛ばされたときに頭を強打して死亡したことによる) 巧美が通う進学校の3年生でもある。 ・三原雅人 三原修二と阿部里奈の息子。巧美の学校の1年生。 父親に頼まれて、巧美のサポート役をしている。 創才幼稚園に就職しちゃった父つながりで、夜津里とは幼馴染。 ・影島深弥 前ラッキークローバーメンバー・影島冴子の弟。 姉によってシャークオルフェノクとして覚醒。新生ラッキークローバーのリーダーとなる。 自分をオルフェノクにした姉を憎悪しつつも、だんだんとオルフェノクの力におぼれていく。 ・野村博士 元スマートブレインの科学者。ベルト開発にも携わっていた。 花形派であったため、クルークゲヒルンのオルフェノクに襲われそうになったところを、真理や三原に助けられて仲間になる。 ファイツギアを開発したのも彼。 ・影島冴子 元ラッキークローバーのメンバーで、現在はクルークゲヒルンを影から支配している。というのも、完全なオルフェノクになったため、元の姿には戻れないから。 オルフェノクによる社会を確立しようとクルークゲヒルンを設立。第二世代オルフェノクを次々と増やしている。 ほとんど姿を見せず、姿を見たことがあるのは新生ラッキークローバーくらい。 ※キーワード ・ファイツギア 仮面ライダーファイツに変身するためのベルト。スタートアップコードは5552。 ダブルストリーム、ヴァーミリオン(朱色)ブラッドを使用する。 ファイズギアをベースに作られており、普通の人間でも3分間だけ使用可能。 ・クルークゲヒルン スマートブレインを解体したあと、影島冴子が作った企業。 表向きはスマートブレインとほぼ同じで、目的も大体同じ。社長は冴子で、冴子の指示を伝えるのはスマートレディが担っている。 主要メンバーはすべてオルフェノクによって構成されている。 ・第二世代型オルフェノク 急激過ぎる進化のため、オルフェノクはすべからく死を内包していた。 しかし、オルフェノクと人間の間に生まれた子供は、生まれながらのオルフェノクである場合がある。 そういった『第二世代型』は生まれる前から半オルフェノクであるため、死を迎える可能性がほとんど低い。…とされている。 また、すべてが『オリジナル』と同レベルの力を持っているらしい。 という、『僕が考えた555続編』であります。 ファイズ2ってのはありきたりなので、いいタイトルを考えていたら、繋げて『ファイツ』なんてよさげなタイトルが浮かんだり。 英語にすると『Fights』となりますが、これは『彼女は戦う』という三人称と、『たくさんの戦い』の複数形の両方の意味がこめられています。 主人公が女の子で、しかも女子校生(女子高生にあらず)なのは、完全に趣味です。いいじゃないですか、女でも。 これからは百合ですからね。 まあ、別に男でもよかったんですけど。 キャラクターがほとんど555関係者ですが、555のメンバーはほとんど出てこないと思ってます。 啓太郎と海老姐さんくらいかと。ちなみに巧と海堂は死んでるつもりです。 主人公・巧美が戦う理由としては、雅人が「戦え戦え」いうから仕方なく戦う。自分から戦わないのは巧の「かったるい」ではなく、「他にやることがあるから」という感じです。 「戦え」っていう雅人自身も「面倒だ」と思っていて、三原の命令で仕方なくやっている。 夜津里が戦う理由は…どうしましょう。生き残った孤児を人質に取られて仕方なくファイツを襲う…みたいな。 ファイズギアはスマートブレインの衛星を利用してたから変身できたのに、ファイツはどうやって変身するんだみたいなことは考え中。 いや、他にやることあるだろ俺。 |