アタシと雅が一緒に居るって知ったのはいつだったんだろう。

少なくても、最近ではない…な。



アタシはアタシのつもりでやっていたのに、雅が出てきて、アタシは混乱して。

我と翼のバランスが取れなかったものだ。…昔話にしか過ぎない…ものだが。



こんなんだから、友達もなかなか出来なかったし、先生も扱いづらくて…。

学校に行くこと自体、苦痛だったものだな…、思えば。




だけど、兄公だけは違ったんだぁ。

我の時でも、翼の時でも、我々のことを分かってくれる最大の理解者だからな。



兄公…アタシはアタシ、雅は雅、だから、他人が何を言おうが気にするなって言ってくれたよね。

兄御前…、最初にこの事実を知った時、貴方は驚きながらも、我と翼を理解しようとしてくれた。



アタシにとって−

我にとって−


ただ唯一の存在


それが

兄公なんだからねっ。本当に大好きっ。

兄御前…貴方なのだ。…好きだなんて、軽い言葉で片付けられないぐらいの想いだからな。