思想貯蓄



ほにーちゃんへ

今はまだこの思いを伝えられるかどうか分からないけれど
きっと…きっとつたえるから!

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「思想貯蓄」
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今はまだ早いほにーちゃんへのこの思い
どうしてか、この気持ちを伝えるたびに胸が高鳴ってきます
なんていうんだろ、この気分……
「心情恍惚」?
「思考破壊」?

あー、何だろう。思い浮かばない
この愛しき思いだけが募るのみ
どうしてここまで募るのか

ほにーちゃんはこみのことを何処まで知っているの
こみはほにーちゃんのことを色々と知っているのに……

全て入り組むこの思い
「玉石混合」という名のこの混ざり具合

あーいつになったら……
こみはこの色々こもった「玉石混合」のような思いを伝えられるのか

でも、考えてもみた

こみがこの思いを伝えてしまうと湊ちゃんや
ほにーちゃんに対する態度が変わってしまうのではないか
こみがこれからどのような態度で湊ちゃんやほにーちゃんに接していけばいいのか



わからない
どうしても、それがわからない

だからこそ伝えられないのかこの思いは

そうか

ならば、その「思考貯蓄」の「充電完了」の時まで
思いは伝えずに

全てを今はまだ包み込み、
充電完了するまでいつかは分からないけれど

ずっと溜め込んでいよう

湊ちゃんやほにーちゃんとこのままでいたいというのもあるだろうから



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「こみ……ゃん」
「………ん?」
「こみちちゃん、あさですよ」
「………あ。そっか、夢……」
「こみちちゃん、どうしたんです?夢で苦しんでいましたか?」
「え、いや、そうでもないから……」
「だって、泣いてますよ。こみちちゃん」
「え……あ。ほんとだ……」
「何があったんですか。」
「いや、何でもないってばー!」

あれは夢だったのか……
でも、夢ではないと思えるこの「心情沸騰」はなんだろう……

ほにーちゃん……

-fin-

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